TEL:045-773-0397打瀬並木道クリニック
 
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打瀬並木道クリニック
〒261-0013
千葉県千葉市美浜区打瀬1-2-1
幕張ベイタウンプラザ3F
TEL:043-297-7337
 
 
雑誌に紹介されました。
詳細はこちらをクリック
出典:カンパニータンク 
2011年11月号
国際情報マネジメント有限会社
発行
 
ドクターズファイルより取材を
受けました。

詳細は下記バナーをクリック
ドクターズ・ファイル
 
 
 
 開院14年を迎えます。
 午後の診察
 インフルエンザ・コロナワクチンの接種終了
診察予約のお願い
 2024年年末年始の休診につきまして

新型コロナワクチン、インフルエンザワクチン、予防接種のお知らせ。

 



 2024年度のインフルエンザ予防接種
 夏期休診につきまして
 5月25日は休診にさせていただきます。
 スイカキッズクリニック

 


 
インフルエンザとマスク
 2011年09月23日(金)
厳しい残暑も少しずつ遠のき、涼しい秋風が吹くようになってきました。
今回はインフルエンザの予防について。
一般に言われるインフルエンザは、細菌よりもさらに小さなウイルスが、体内に入り込み、さらに細胞に侵入・増殖することで発症します。
その感染力は強く、毎冬、学校や職場で流行することにより、学級閉鎖などをきたすことで知られます。
予防には、ワクチン接種などが一定の効果を上げていますが、最も大事なことはインフルエンザウイルスの体内への侵入を防ぐことです。
インフルエンザウイルスの感染経路は、感染している患者さんの咳などから、痰とともに空気中に散布されるウイルスが、口や鼻から入り込む、飛沫感染が主となります。
人が密集する満員電車や、教室等で咳をした患者さんの微小な痰が、直接入り込んだり、たとえばつり革等を通じて、まず手に付着し、その手で口の周辺を触ることによって侵入したりします。
また、湿気に弱く、冬には空気の乾燥が流行の原因の一つとなります。
したがって、予防に有効な手段は、古典的なことですが、なによりもまず、ウイルスを洗い流す、手洗いとうがいが大事になります。
外出から帰ったら、まずウイルスが付着している可能性がある外套を脱ぎ着替え、よく手洗いとうがいをすることをお勧めします。
実際に患者さんが集まる医療機関でも、職員がまめに手洗い・うがいをすることで感染を防いでいます。
次に大事なことは、人が集まる場所でのマスクの着用になります。
ウイルス自体は非常に小さいため、マスクの編み目より小さいのですが、実際は空気中に飛沫する痰などに含まれて侵入するので、マスクで痰などの直接の侵入を防ぐだけでも大きな意味を持ちます。
また、人は実は無意識に口の周辺の手を持っていくことが意外に多いのです。マスクの着用はこの手に付着したウイルスのが、口の周囲に運ばれることを防ぎます。
数年前に欧米では、インフルエンザの予防にマスクなどしないから、意味はないとの説が流れたことがあります。
先日、国際的に活躍するインフルエンザの専門家からお話を伺う機会がありました。その際にマスクの効果についても話が及びました。日本では花粉症等でマスクをする機会が多く、街中でマスクをすることに抵抗はないが、欧米ではそもそも街中でマスクをする習慣自体がないだけであり、現在では海外の機関でもマスクのインフルエンザ予防に対する有用性が認められているとのことです。
以前、一日中、口の中を覗いている職業、歯科医の友人に聞いたことがあります。その友人は一緒に働くスタッフも含めて、本当に風邪をひかない、インフルエンザに罹らない。なぜですか?一言、マスクで守っているからさ、の返事でした。
当院では、院内での感染予防を第一に考えています。このため、待合室にはウイルス対応空気清浄器を用いております。
また、インフルエンザワクチンを接種するために来院される方には、一般の患者さんと時間を別にして、専用のワクチン外来を昼の2時から3時の間に設けました。
今後、風邪・インフルエンザの流行期には、院内での感染を防ぐために、職員がマスクを着用いたします。よろしくご理解をいただければと存じます。
 

今年のインフルエンザワクチンについて
 2011年08月30日(火)
少し細かい話ですが、インフルエンザウイルスにはいくつかの種類があります。
毎年流行するウイルスの予測をたて、予防接種ワクチンの種類が決まります。
ちなみに今年のワクチン製造株は、A/H1N1 : A/California/7/2009 (いわゆる新型インフルエンザウイルス)・A/H3N2 : A/Victoria/210/2009・B/Brisbane/60/2008の3種が含まれています。
ワクチン接種は、毎年10月に始まりますが、接種してから免疫(いわゆる効果)がでるまで、2週間かかります。
したがって、流行が始まる遅くとも12月中旬にまで受けていくことが勧められます。
ワクチンの接種量は、13歳以上から成人は0.5mlを一回注射します。
6歳から12歳の小児につきましては、昨年までは0.3mlを2回投与していましたが、今年から世界の標準摂取量である0.5mlを2回打つことになるようです。
ワクチンを2回接種する場合には、できるだけ3-4週間の間隔をあけた方が、免疫の獲得はよいとされています。
また、成人に対する接種の回数については、おおむね1回の接種で一定の効果があるとされていますが、欧米では2回目の追加により、免疫性が高まるとの報告もあり、患者さんと医師の話し合いで判断される形となります。
ワクチンには限りがあるため、当院では予約システムを用いております。
詳しくはそちらのページをご参照ください。
また、接種の費用は1回3000円(税込3150円)、12歳以下の当院の2回目については2000円(税込2100円)で予定しております。
 

閑話休題
 2011年08月10日(水)
 暑い日々が続きます。当院も8月11日から18日まで夏休みをいただきます。
今回は、かるい話題で。
だれでも簡単にできる(所謂、手抜き系の)サッパリ料理のレシピを紹介します。
    3分でできる、ホクホク枝豆。
皮のままの枝豆を洗います。軽く塩もみをして、30秒。そのままラップをかけて、電子レンジで2-4分、チンッ。
ゆでると抜けてしまう豆の甘さがそのままに残り、ホクホクした枝豆ができます。
    大根とホタテのサッパリ・サラダ
大根を4㎝位の長さで、細く千切りにします。塩をふって3-4分。大根が塩でシナッと柔らかくなったら、軽く絞ります。ホタテの缶詰(安いもので構いません)の汁を捨て、大根と混ぜ、マヨネーズで和えたら出来上がり。暑い夏にもサッパリといただけます。
    和風蟹玉
卵を3-4個、溶き。醤油で生卵ごはん位に味付けします。お好みで刻みねぎを入れ、蟹のほぐし身を混ぜ、スクランブルエッグ風に簡単に炒めます。半生くらいがフワッとできます。また、香りつけに少しごま油を垂らしても風味が出ます。最後に海苔を散らして出来上がり。お子様にはごはんに乗せて、蟹玉丼にしてもおいしくいただけます。
 

自転車の転倒
 2011年08月10日(水)
 最近、自転車で転んで、来院される方が増えています。
3月11日の震災で、打瀬の周囲の歩道や公園に段差ができ、そこに車輪を取られてしまうようです。
特に、前輪を取られると、大きく身体が投げ飛ばされ、頭を打ったり、顔面を擦ったりして大きなけがにつながることもあります。
どうか、十分に気を付けてください。
 

高尿酸血症(痛風)について
 2011年08月10日(水)
 特にぶつけた思いもないのに、足の親指の付け根が腫れ上がり、強い痛みで来院される方がおられます。昔から、風が吹いても痛いの意味から、痛風と名付けられている疾患です。
中高年の男性に多く、原因は血中尿酸値の上昇(高尿酸血症)によるもので、成人病の一つです。
特に痛風の痛み発作を起こしていなくても、検診等で尿酸値の上昇を指摘され、医療機関の受診を支持された方も多数おられると思います。30歳以上の男性の約30%がこの高尿酸血症を持っているといわれています。(高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン、第2版)
尿酸の正常値は7.0mg/dl以下です。この値が7.0mg/dlを超えると、高くなるに従って 痛風関節炎発作の発症の危険が高くなり、放置した場合、疼痛を伴う痛風発作を繰り返すだけではなく、腎障害をきたす可能性も出てきます。
高尿酸血症は、飽食・飲酒・あるいは運動不足等に起因する生活習慣病の一つに位置付けられます。
治療の第一歩は、生活習慣の改善から始まります。まず、食事療法として、尿酸値を上げるプリン体を含む食物を控えます。(代表的な食品に含まれるプリン体の含有量が示された表があります。)また、飲酒制限も重要で、アルコールのうちでは、ビールは他の酒類と比べてプリン体の含有量が高くなります。
肥満、特に内臓脂肪の蓄積と血中尿酸値の間には相関関係があり、肥満者をエネルギー制限食で治療すると、体重減少に伴って尿酸値が低下することはよくみられます。適度な運動療法も大きな意味を持ちます。(過度な運動は、逆に尿酸値の上昇を招く恐れがあります。)
しかし、尿酸値が許容範囲以上に高く、生活改善で十分に効果を見られない場合は、お薬の投与を考慮する必要があります。
尿酸値の上昇を指摘された場合は、生活習慣の改善指導を含めて、まず医療機関の受診をお勧めします。
 

ノロウィルス腸炎について
 2011年08月01日(月)
 数年前にノロウィルスが猛威を振るったことを覚えていられる方もいられると思います。
ノロウィルスは腸のインフルエンザともたとえられることもあり、主に冬場にひどい下痢をおこすことで知られています。ただ、実際には冬に限らず、一年中に発症が見られます。
症状の重い軽いはありますが、一般にひどい下痢、嘔気、時として発熱を伴い発症します。
貝類を中心とした生ものを食べることで感染することが多いのですが、生ものを食べなくてもうつることもよく見られます。
若い人でも、発症することが多く、中には酷い下痢と嘔吐から脱水さらに血圧低下にまで至り、救急搬送されることもあります。
多くの場合は、脱水等に対し、点滴等で水分をおぎなうなどの処置をすれば、数日で症状は軽快します。また、症状に応じて制吐剤・整腸剤などを投与することもあります。
ただ、ノロは細菌ではなく、細胞としての形態を持たない遺伝子の断片でできたウィルスですので、抗生物質は効果がありません。
診断には、クリニックで迅速キットを用いることにより、15分から30分程度で判断ができます。
大事なことは、周囲に感染をさせないことになります。
実際に、ノロウィルスは感染力が強く、施設や学校等での集団感染が見られることがあります。
また、アルコール等の消毒薬では効果に乏しく、トイレの後、あるいは調理等の前に、30秒以上の時間をかけてしっかりとした手洗いが大事になります。トイレの貯水槽の手洗いで簡単に洗って済ませるのではなく、石鹸を使ってしっかり、指の間まで洗い、できれば手拭きタオルも専用のものを使うことをお勧めします。
 

白衣高血圧について
 2011年07月01日(金)
血圧が高くて、来院される方がたくさんいらっしゃいます。
多くの方が、検診等で高血圧を指摘され、あわてて来院されます。
ところで「白衣高血圧」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
検診や医療機関を受診し、医師や看護師の白衣を見ただけで、知らず知らずに緊張、ドキドキと血圧が上がってしまう方が、多数おられます。
なかには、本来の血圧に比べて50mmHg以上も上昇してしまうこともあります。
でも、本人はその緊張に気づいていないことも多いのです。
(また、それ以外にも様々な原因が関係しているようです。)
これを白衣高血圧と呼びます。
当クリニックでは、まず血圧を測定して、高い方は15分から30分ほど休息していただき、もう一度はかりなおします。
また、自宅での普段の生活での血圧を何よりも重視いたします。
クリニックで高くてもあわてずに、血圧の記録手帳をお渡ししますので、日々の血圧の変化を自己測定してください。その数字をもとに、治療の必要性の有無、あるいは薬の種類・量等を考えます。
家庭での血圧は、おおよそ上が(収縮期血圧と呼びます)130-135mmHg、下(拡張期血圧です)が80-85mmHg以下程度にコントロールできればよいと考えます。
(高血圧ガイドライン2009)
また、家庭での血圧計の選択には、手首ではかるものは不安定なものが多く、腕に巻くものをお勧めしております。
当院の外来にも、患者さんが自由にはかれる血圧計を置いてあります。
どうぞ、ご来院の際は、落ち着いて自己測定をなさってみてください。
 

検査のはなし
 2011年07月01日(金)
5月16日にクリニックを開業して、ひと月と少しが経ちました。
この間、患者さんの症状から必要と判断した場合には、説明し、同意をいただいたうえで、いくつかの検査をさせていただきました。
たとえば、発熱でいらした方の胸の音や、呼吸の仕方に不自然を感じると採血し、レントゲンを撮らせていただきます。
そのなかの何人かは、入院治療が必要な重症肺炎と診断いたしました。
消化器の症状を持つ方には、腹部超音波・胃内視鏡をすすめさせていただきました。
もちろん、検査結果に問題ない場合には、安心していただけるわけですが(安心が一番の治療となる場合も多々あります)、潰瘍や逆流性食道炎等で投薬治療が必要な方もいらっしゃいます。
またこのわずかの期間に、症状のでないような早期の方も含めて、胃・食道・肝臓等の癌を発見し、千葉大学医学部附属病院等、関連する専門機関に紹介させていただきました。
 
検査の目的は、大きく分けて二つあると思っております。
一つは、異常がなければ、確認し、安心すること。
もう一つは、少しでも早く疾患を発見し、治療することです。
短い期間ですが、少なくはない数の患者さんに、放置してはならない疾患を見出しました。
専門医として、適切な諸検査の重要性を再認識させていただいたひと月でした。
 

座右の銘(少し雑談を)
 2011年06月24日(金)
5月16日に海浜幕張・打瀬の入り口にクリニックを開いてから、一か月ほどが経ちました。
少し雑談、昔話を書かせてください。
もう20年ほども前になりますが、当時、千葉大学医学部を卒業した学生のほとんどが、自分の大学の医局を選び、入局。
私の選んだ第2外科では、まず1年間、徹底的に臨床の基礎を叩き込まれます。そのあと2年間を、関連病院の外科に出向し、さらに実践を勉強していきます。
その出向先の病院に、これからお世話になりますと、あいさつに伺った時のことです。
初めてお会いした、外科のトップの副院長との会話です。
「君には、まず、何よりも大事な仕事がある。」
「はい。」、緊張して答えました。
「この病院の外科には、たくさんの患者さんが入院している。君は毎朝の回診前に、その患者さんの数だけ、冗談を考えてきなさい。」
「はい?」、少し、戸惑って、聞き返しました。
「君がこれから受け持つ患者さんたちは、病を患い、少なからず、苦しい思いをされている。
もし、君が患者さんの前で同じように苦しい顔をすれば、患者さんはどこに救いを見いだせるだろうか?
医師も苦しい思いをすることがあるやもしれない。しかし、それだからこそ、患者さんの笑いを心がけなさい。」
異論もあるかもしれません。しかし、長く現場で働いていて、多くの場面でこの言葉に助けられてきました。
私の座右の銘です。
今、診療を行っていて、患者さんの症状にあわせて、いろいろな検査をお勧めすることがあります。
もちろん、病気があれば早いうちに見つけて治すことが目的ではありますが、何よりも異常がなければそれを確認し、安心することが一番大事と思っております。
実際に検査を行い、「大丈夫でしたね。」あるいは「こうやって、治しましょう。」と説明した時の安心した患者さんの笑顔が、検査の目的です。
 

鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡検査)について
 2011年06月24日(金)
食道・胃・十二指腸の検査には内視鏡検査が多く行われています。
バリウムを飲み、外からレントゲンをあて、その影絵を読む造影検査に比べて、直接に観察を行います。
このため、形だけでなく、色調の変化なども調べることができ、早期の胃癌・食道癌などや、逆流性食道炎などの診断に大きな力を発揮します。
(いずれ、改めて書こうと思いますが、早期の胃癌・食道癌は手術をしなくても、内視鏡で治るものがふえてきました。)
反面、これまでの口からの内視鏡では、のどの奥を刺激することにより、咽頭反射(いわゆる、ウゲッ、ウゲッとした反射)を起こす方もおられ、苦痛を伴う検査と思われてきました。
どんなに、意義のある検査でも、つらくて二度と受けたくないと思われるようでは厳しいものがあります。
このため、数年前からのどの奥の刺激を少なくする鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡)が行われるようになってきました。
まず、鼻の穴に(鼻孔)に、粘膜を落ち着け鼻腔を広げるお薬を散布、つぎに麻酔薬を塗った細いチューブをいれ、痛みを感じないようにします。
落ち着いたところで検査を始めます。直径6mm、鉛筆ほどの太さの内視鏡をゆっくり挿入します。(人差し指よりも細いはずです)
患者さんにも、一緒に見ていただくモニターを置いてありますので、説明をしながら、しっかりと食道・胃・十二指腸を観察します。
もちろん、口は自由に動かせますので、質問も可能です。
また、必要に応じて、その場で細胞を採取、顕微鏡で観察する病理検査に出すこともできます。
実際に検査に掛かる時間は数分程で終わります。
そのあとは、診察室で写真を見ながら、再度、説明を行います。
 

 
 
  
  
 打瀬並木道クリニック
〒261-0013千葉県千葉市美浜区打瀬1-2-1
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TEL:043-297-7337